実家の家計管理がガバガバだった話
こんにちは!
地方在住会社員のアラサー柴犬と申します!
私達夫婦は昨年まで共働きでしたが、今年子供が産まれ、現在は夫婦そろって育休中です。
先日、私のほうの実家に帰省した際に衝撃の事実が発覚しました。
実家の家計管理がガバガバだったのです!
どんぶり勘定というのも生ぬるい!
そもそも貯蓄がいくらあるかわかっていない!
支出と収入もざっくりとしか把握できていない!
今回はそんな実家の家計について書いていこうと思います。
<実家の状況>
実家は地方都市にあり、両親は持ち家で2人暮らしをしています。
2人とも定年を過ぎて年金をもらっており、父は隠居し、母はパートで働いています。
あまり贅沢はせずに暮らしており、たまの楽しみに旅行に行っています。
そんな両親なので、経済面での心配はあまりしておらず、今回のことは寝耳に水な出来事でした。
<実家のガバガバな家計管理が発覚した経緯>
事件は起きたのは、夕食前に母と雑談しているときです。
柴犬一家の経済状況について話していたとき、母が「うちも支出が多くて貯金が減っていってるから不安だ」と言いました。
そのときは特に何も思わず私も「大丈夫じゃない?月どのくらいずつ減ってるの?」と返しました。
すると母は「それは分からない」と言ったのです。
私が「言いづらいなら言わなくても大丈夫だけど、ざっくりとは分かってるんだよね?」と聞くと、
「本当によく分からない」と言われました。
そこで私は少し不安になり「そもそも貯金ってどれくらいあるか聞いても大丈夫?」と聞きました。
しかしそこでも母からは「保険とかもあるからよく分からない」としか返ってきません。
そこでようやく「あれ?もしかして実家の経済観念やばい!?」と気づいたのです!
<貯蓄の把握>
この話が終わってすぐに、母に実家の家計管理が良くない状況だと説明しました。
貯蓄額も月の支出額も分からないまま生活すると、あと何年その生活を続けられるかも分からないということを説明しました。
幸い母もすぐ分かってくれて、一緒に貯蓄から確認をすることになりました。
実家の貯蓄は、両親の銀行口座のほか、貯蓄型の生命保険がありました。
銀行口座の残高については母も把握していたので問題なかったのですが、生命保険のほうが曲者でした。
保険証券を確認すると、両親は合わせて10個近くの保険に入っており、それぞれ満期や払戻金が異なっていました。
しかも確認していく中で分かったのですが、そもそも入っている保険を把握しきれていませんでした。
確認作業中に新しく保険証券が発掘されることもあり、あまりのガバガバ加減にびっくりしました!
保険会社のマイページにアクセスすることも諸事情でできなかったので、正確な払戻金を確認することは諦め、だいたいの払戻金と貯蓄額を計算しました。
するとほんっとう~に良かったことに、贅沢をしなければ何とか暮らしていけそうな貯蓄額がありました!
まだ支出額が判明していないので、油断はできませんが、首の皮一枚繋がった気分です!
そのまま支出額の確認も行いたかったのですが、残念ながら時間が足りず、アパートに帰ってきました。
<親世代の経済観念>
今回帰省して、実家のガバガバな家計管理が判明しました。
ただ両親が特別なのかというと、どうもそうでもないようで、妻も「多分うちの実家も同じような管理をしてると思う」と言っていました。
両親の周囲でも、あまりきちんとお金の管理をしている家庭が少ないようで「多分大丈夫」というあやふやな状態で生活しているようです。
そこで実感したのですが、両親の世代と私達の世代では、経済観念が大きく異なります。
両親が現役のときは給料も年々上がっていっており、老後は年金があるため、深く考えずにお金を使っていても問題は起きなかったと思います。
しかし今現役の世代では、給料も上がる保証がなく、年金もいくら貰えるかわからないような状況なので、貯金するために家計を管理する必要があると考えている方が多いと思います。
今回の帰省で、私の実家の家計の状況は「贅沢をしなければ暮らしていける」状況であることが確認できました。
ただ中には「このままだと破産か生活保護になる」状況で、それに気づかずに生活している家庭も一定数あるのかなと思いました。
皆さんも、時間があるときに実家の経済状況を確認しておくことを強くおすすめします。